琉球國祭り太鼓

「琉球國祭り太鼓」は、沖縄の伝統芸能である「エイサー」をベースに、沖縄空手や琉球舞踊の型を取り入れた独自の振り付けとダイナミックなバチさばきで演舞をする、沖縄を代表する「創作エイサー団体」です。

1982年に沖縄市の泡瀬を中心とした若者たちによって結成されて以来、沖縄が大切にしてきた「迎恩」の心を打ち響かせてきました。2012年10月現在、沖縄県内に10支部(宮古・八重山含む)、県外に36支部、そして海外には11支部があり、総勢約2,500名あまりの世界規模での広がりを見せています。

 活動も沖縄県内のイベントにとどまらず、県外、海外でも活動を広げ、東京国立劇場、ニューヨークカーネギーホールといった大舞台をはじめ、ヨーロッパ、オーストラリア、シンガポール、インドネシア、中国、台湾、南米など、国際的にも活躍しています。1998年2月には「長野オリンピック文化芸術祭」、同年8月にはアルゼンチンにて開催された「沖縄県人南米移住90周年記念祭」にも沖縄から30名のメンバーが参加。さらに、2005年8月には、日本では35年ぶりとなる国際博覧会「愛知万博愛・地球博」の公式イベント"地球大交流祭"に7日間の日程で参加。愛・地球広場のメインステージにて連日1時間にわたる公演を行いました。

 また、2009年には「地球スペシャルエイサーページェント」と題し、沖縄と日本各地の支部及び海外支部を結んで「同時刻同時演舞」を実現。2015年までに7年連続で同イベントを自主開催し、地球を舞台にした活動を続けています。沖縄の文化を世界へと、会員一同、新たなる感動の創出に取り組んでいます。

琉球國祭り太鼓 兵庫支部

平成19年(2007年)11月3日、琉球國祭り太鼓メンバーと一般参加者による全国三線大交流祭が全国一斉に行われました。

 関西地区においては関西の各支部が芦屋に集結し多くの一般の方々と「三線の花」を踊り、同日兵庫支部が結成されました。

 

その後、平成20年(2008年)4月にはJrメンバーも加わり、平成21年(2009年)1月10日には兵庫支部1周年記念公演「ゆいまーる」、平成22年(2010年)113日には想い出の地、芦屋市総合公園にて「兵庫支部結成3周年感謝祭」、平成23年(2011年)113日にはレバンテホールにて「兵庫支部自主公演 想い」を開催、また平成25年(2013年)310日には兵庫県立芸術文化センターにて5周年記念公演、平成26年(2014年)10月17日には7th anniversaryクルーズライブとして、神戸を代表する観光船にてイベントを企画、開催、平成28年10月10日には兵庫県立尼崎青少年創造劇場ピッコロシアターにて兵庫支部9周年記念 琉球の宴~繋ぐ~を自主開催せていただきました。

 

兵庫支部は現在、20人を越える一般メンバーとJr.メンバーが所属しており、兵庫県西宮市を拠点に福祉施設への慰問、地域のお祭りや、沖縄関連のイベント、結婚式など兵庫県内を中心に各種イベントに出演し創作エイサーの披露をさせていただいております。